SNS疲れした日に読みたい本5選。スマホから離れて心を休める読書

本・映画の記録

SNSを見ているだけなのに、疲れる日はありませんか?

誰かの楽しそうな投稿を見て、比べるつもりじゃなくても少し落ち込んだり。
短い動画を見続けて、気づいたら時間だけが過ぎていたり。
スマホを閉じたあと、頭の中に「私ってダメなのかな」って自己肯定感が下がったり。

元気がでない。そんな時、わたしは本を読むようにしています。

たくさん読まなくてもいい。
数ページだけでもいい。
スマホから少し離れて、本の言葉にゆっくり目を向けるだけで、頭の中の速度が少し落ちていく気がします。

今回は、そんなわたしのお気に入りの本をまとめました。

SNS疲れした日に本を読むのがいい理由

SNSは生活の一部。もうわたしたちの生活とは切っても切り離せないものになりましたよね。

いろんな情報が気軽に得られるのは楽しいけれど、情報の流れがめちゃくちゃ速い。

次から次へと新しい投稿が無限に流れてきて、気になる言葉や写真が目に入ってくる。

そうして、知らないうちに心が忙しくなっている。

わたしもかなりスマホ依存気味で、気がつけばいつまでもスマホを触って、SNSを見てしまいます。

それで、夜に罪悪感。でも寝る前までスマホ触ってしまう。

そんな時間を無駄にしたような生活が嫌で、本を意識的に読むようになりました。

自分のペースで、ページをめくれる。
読む速さを自分で決められる。
途中で閉じても、また同じ場所から再開できる。

その自分でコントロールできる塩梅が、ご自愛にはちょうどいいと感じるようになりました。

そんなわたしのオススメの本を5冊紹介します。

今回選んだのは、話題だからではなく、実際にわたしが読んでいる間だけスマホの存在を忘れられた5冊です。短い時間でも物語の中へ入っていけるものや、日常とはまったく違う世界へ連れていってくれるものを選びました。

読書がスマホから離れる時間になった理由については、デジタルデトックスとして本を読む時間に書いています。

1. 『元彼の遺言状』新川帆立

ミステリー小説ですが、ミステリー初心者のわたしでも楽しくテンポ良く読めました。

短いので、お休みの日であれば1日で読めちゃうと思います。

気が強くプライドも高い女性(主人公・弁護士)が、元カレが遺した遺言状の謎を解決していくという話です。

後味も良く、スッキリします!それでいて、結構しっかりとミステリーの要素も組まれており、作家さんの構成力にただただ脱帽でした。笑(上から目線ですみません汗)

作家の新川帆立さんもめちゃめちゃユニークな方で、そこも含めこの本を選ぶきっかけとなりました。(こちらのyoutubeでご覧になれますよ!)

2. 『獣の奏者』上橋菜穂子

日本を代表するファンタジー小説作家さんです。この作品はアニメにもなっています。

獣と人間の絆と争い、壮大な運命に翻弄される少女の人生を描いた大ベストセラー。

少し長い(本編は文庫で全4冊。外伝も含めると全5巻あります)ので、読めそうな方はぜひ読んでみてください。長いですが、小学生でも全然読める難易度となっておりますので、難しさはないかなと思います。

読んでみてびっくりしたのが、その主人公たちの感情のリアルさ。

映画とかの主人公って、「主人公の性格」をしているんですよね。物分かりが良すぎるというか、こういうふうに話を進めるために、こう解釈する、という都合の良さ、というか…

それがこの作品の登場人物たちには全然ないというか、合理的じゃない、本当にリアルな心情を追求されている。

大きな選択を迫られることが度々あるのですが、その都度「理想ではないがその時点での彼らの最適」のような回答を出す、そのリアルな選択と結末に胸を打たれました。涙なしでは読めません。

3. 『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ

『モモ』で有名なミヒャエル・エンデさんの作品です。映画にもなっているので名前を知っている方も多いのかなと思います。(映画は全然内容違うので、ぜひ本を読んでください!笑)

少年バスチアンは、古本屋で見つけた『はてしない物語』という本を読む。本には、「虚無」に侵食されて滅亡の危機に瀕している魔法の国「ファンタージエン」が描かれている。ファンタージエンを救うため、彼は物語の世界へと入り込んでいく。

児童書を侮ることなかれ、時代や世代を超えた名作とはこのこと!

私も昨年読みました。もっと早く読みたかった!とも思いますが、自分のフェーズによって感想も変わるので、大人になって読み直すとまた違った価値の出る作品です。

物語としても面白さはもちろん、バスチアンの成長が自分と重なり、考えさせられる作品です。

ファンタジー、しかも子供向けの本でここまでリアルの自分について考えさせられるという経験をしたのが初めてでした。

何度読んでもジーンと味わえる作品です。

4. 『わたしのなかにある巨大な星』伊藤紺

これは直近で読んだ本です。わたしがはじめて手に取ったエッセイです!

伊藤紺さんという(短歌などを作られている)歌人の方のエッセイで、社会とうまくなじめなかった自身の性格や経験をまじえつつ「言葉と創作」について真摯につづられています。

まず、わたしと作者の年齢が近く、共感できる境遇や価値観が多かった。
「ああ〜わかる」という感覚が随所にありました。(エッセイって年齢が近いことって大切なんですね)

文章のテンポと、語感が気持ちいい、読んでいるけど歌っているかのような文章でした。

言葉の持つ魅力やパワーをとっても受け取れる作品。わたしも言葉の魅力をブログに活かしていきたいなと感じました。

個人的には、この本は朝に読むのがおすすめ。ちょっと空が明るく見えて、シャキッとした気持ちにさせてくれます。

5. 『旅のラゴス』筒井康隆

わたしはSFが大好きです。でも、SFって難しい作品が多くて、なかなかオススメしにくくて…

そんな中、比較的短くて読みやすい作品を紹介させてください!

ラゴスというおじさんが、とある目的のため、世界を旅する話。でも今わたしたちが住んでいる世界とはちょっと違うのです。その中で出会う人や起きる事件の話が描かれています。

ユニークな出会いや事件ばかりですが、割とライトに書かれているため(ラゴスの性格的なところもある)、淡々と話が進みます。

でも、本が終わる頃にはきっと誰でも「もっとラゴスの旅が続いてほしい!続きを読みたい」と思うはず。

そんな味わいのある本です。

友達にも何人かにおすすめしていますが、みんな高評価なので、割と外さないかなと思います。

本はたくさん読まなくてもいい

わたしがいつも思うのは「読書は趣味である」ということ。

趣味だから、買った本を絶対読む責任感もないし、完走する必要もないと思っています。

読めない本は今の自分に合っていなかっただけ。

売るもよし、またいつかのタイミングで読むもよし。

そんな気楽なテンションでやるものだと思っています。

だから、読書をすることを「特別なこと」と思わずに、

1章だけ。
数ページだけ。
気になるところを開くだけ。

それでも、スマホを見ていても得られない満足感や充足感が得られると思います。

わたしにとって読書は、心を休ませるための場所という感じです。

読書がSNS疲れに合う理由については、こちらの記事でも書いています。

デジタルデトックスに読書を。スマホから離れて自分のペースに戻る時間
仕事でパソコンを見続けた日の夜。疲れているはずなのに、ベッドに入ってからもスマホを手放せないことがある。SNSを閉じたのに、少しするとまた同じアプリを開いている。誰かの暮らしを見て、自分と比べたり、欲しくなかったものまで気になったり。休んで…

スマホから離れたい日に、本を開く

SNSに疲れたからといって、必ず本を読まなければいけないわけではありません。

本を開いても内容が頭に入らない日もあります。そんな日は読まなくてもいいと思っています。

それでも、ベッドのそばに一冊置いておいたり、バッグの中に一冊入れておくと、ふとしたときにスマホ以外の過ごし方を思い出せることがある。

今夜どの本を開くかは、そのときの自分に任せて。

読めたのが数ページだけでも、物語の中で過ごした時間たしかに自分の価値になると思っています。

てと

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